SSブログ

トランプ政権末期の対中姿勢はバイデンに継承? [雑感]

連載の続編を書きました。バイデンへの予測も少しだけ。

人事はどんどん発表されていて、ホワイトハウスのインド太平洋政策の司令塔(チャーリ)、キャンベルの下にはベテラン外交官とオバマ時代の部長職が上級部長として脇を固めており、サキ報道官を除けば心配はないかのよう。国務省はソンキム次官補(代行)、ジュン・パク次官補代理、ミラ・ラップ・フーパー上級補佐官など。国防総省は、イーライ・ラトナー長官特別補佐官の次官補への配置換えも噂されつつ、次官補代理にはフォード、チェースと手堅い中堅人材が登用されています。

全般的な感想は、お帰りなさいオバマ政権

アメリカと中国(10)トランプ政権末期の中国政策を振り返る
https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3655

ただ、中国政策が人権問題でも堅くなりすぎ経済に波及したり、民主化支援が中国だけでなくアジア全般に波及したりと、実はリスクもかなりあるので、日本はそう簡単ではない、とは思います。

北朝鮮政策も、しばらくすると表面的にも動きがみえてくると思いますが、動くんじゃないでしょうか。

レモンド商務長官候補が経済安保をどう再調整していくのか(また議会がどう反発?するのか)、同盟国と調整と言ってもアメリカほどに対中強硬な同盟国なぞいない(サッター教授)のでそれにあわせるのか、などほかにも見所が色々とありそうです。それを「忍耐」とサキ報道官は表現したのかもしれないですね。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。