2011年を振り返って [雑感]
年末ということもあり、今年の仕事を振り返ってみたいと思います。
まず、公開研究成果について。
編書(論文が収録された本) 和書1冊(日本評論社)洋書2冊(Palgrave、海外大学出版会ともに印刷中)
論文 和文2本(『問題と研究』、『海外事情』(後者の出版は来年1月号))
報告書 英文2冊(Stimson Center、日本国際交流センター)
政策提言 2本(東京財団(中国戦略)、笹川平和財団(日本の国家安全保障戦略)ともに和文・英文)
コメンタリー(OP/ED) 英文3本(米国東西センタ−、オーストラリア国立大、済州島平和基金)
ワーキングペーパー 英文1本
学会報告(日本語) 1回(日本国際政治学会)
国際招待講演(英語) 7回(米国、ベルギー、中国、台湾) 及び 司会1回(米国)
国際会議報告(英語) 6回(日本、米国、中国、台湾)
ほか調査出張(東南アジア、韓国、インド、欧州等)
海外メディア取材対応 新聞・TV でたのは3回ずつ
・・・と、だいたいこれくらいです。もちろん、これ以外にたっぷりと講義や学務、また国際会議や意見交換への出席もありました。
多いようにも見えますが、核となる論文は2本の執筆となります。師匠から毎年2本書き続けろ、といわれているので、それを守っているつもりです。(印刷の都合などで年をまたぐものが多いので、上記の本数とずれています)。
コメンタリー、取材対応は社会的責務と感じて、英語のみ行っています。政策提言は、私が入れて頂いているものは、かなりアカデミックな政策研究を地道にやる感じのもので、とても勉強になるものでした。
海外での活動は、比較的長めの出張をいれてインタビューや資料収集を行い、効率化を図っています。今年の出張日数は100日強というところです。DC、ブリュッセル、アジアが1/3ずつ。
来年の研究での抱負。1.冷戦期におけるアメリカの中国・台湾政策、2.日米中関係・日台関係、3.アジア太平洋の安全保障アーキテクチャの変容、で研究スケジュールを組んでいます(とくに来年は1,2での成果発表を重点的に行いたいと思います)。新しい視点を読者に提供できるように研鑽を重ねていきます。
また、教育面では専門科目講義も3年目となるので、内容の充実化に加え、ポータルサイトなどを活用してインタラクティブな部分を増やせたらと思っています。
今年は、震災と原発で、これほど多くのことを感じ、考えた1年はなかったとも思うのですが、時の流れは逆に速く、3月11日のあと、あっという間に年末になったと感じています。今年の漢字は「絆」ですが、来年が被災地にとっても、日本にとっても、世界にとっても、ともに「歩」み、「進」む年であってほしいと願います。
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今年のレコード大賞はこれでお願いします。長く歌われていく、名曲です。
[近所の夜景:引っ越して一年です。早い。。]
まず、公開研究成果について。
編書(論文が収録された本) 和書1冊(日本評論社)洋書2冊(Palgrave、海外大学出版会ともに印刷中)
論文 和文2本(『問題と研究』、『海外事情』(後者の出版は来年1月号))
報告書 英文2冊(Stimson Center、日本国際交流センター)
政策提言 2本(東京財団(中国戦略)、笹川平和財団(日本の国家安全保障戦略)ともに和文・英文)
コメンタリー(OP/ED) 英文3本(米国東西センタ−、オーストラリア国立大、済州島平和基金)
ワーキングペーパー 英文1本
学会報告(日本語) 1回(日本国際政治学会)
国際招待講演(英語) 7回(米国、ベルギー、中国、台湾) 及び 司会1回(米国)
国際会議報告(英語) 6回(日本、米国、中国、台湾)
ほか調査出張(東南アジア、韓国、インド、欧州等)
海外メディア取材対応 新聞・TV でたのは3回ずつ
・・・と、だいたいこれくらいです。もちろん、これ以外にたっぷりと講義や学務、また国際会議や意見交換への出席もありました。
多いようにも見えますが、核となる論文は2本の執筆となります。師匠から毎年2本書き続けろ、といわれているので、それを守っているつもりです。(印刷の都合などで年をまたぐものが多いので、上記の本数とずれています)。
コメンタリー、取材対応は社会的責務と感じて、英語のみ行っています。政策提言は、私が入れて頂いているものは、かなりアカデミックな政策研究を地道にやる感じのもので、とても勉強になるものでした。
海外での活動は、比較的長めの出張をいれてインタビューや資料収集を行い、効率化を図っています。今年の出張日数は100日強というところです。DC、ブリュッセル、アジアが1/3ずつ。
来年の研究での抱負。1.冷戦期におけるアメリカの中国・台湾政策、2.日米中関係・日台関係、3.アジア太平洋の安全保障アーキテクチャの変容、で研究スケジュールを組んでいます(とくに来年は1,2での成果発表を重点的に行いたいと思います)。新しい視点を読者に提供できるように研鑽を重ねていきます。
また、教育面では専門科目講義も3年目となるので、内容の充実化に加え、ポータルサイトなどを活用してインタラクティブな部分を増やせたらと思っています。
今年は、震災と原発で、これほど多くのことを感じ、考えた1年はなかったとも思うのですが、時の流れは逆に速く、3月11日のあと、あっという間に年末になったと感じています。今年の漢字は「絆」ですが、来年が被災地にとっても、日本にとっても、世界にとっても、ともに「歩」み、「進」む年であってほしいと願います。
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今年のレコード大賞はこれでお願いします。長く歌われていく、名曲です。
2011-12-27 14:29