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新刊『支配への競争』の出版 [雑感]

見本が届きました!来週水曜日に書店に並びます。448ページ、3000円+税、かなり文字を詰め込んでいるので読み応え十分だと思います。

アーロン・フリードバーグ(佐橋亮監訳、古賀慶・山口信治・石原雄介・井形彬訳)『支配への競争:米中対立の構図とアジアの将来』(日本評論社)

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6月26日(水) フリードバーグ教授講演会@笹川平和財団 
私もご挨拶させて頂く予定です。共訳者の山口さんも登壇。司会は中西寛先生です!

極めて学術的に洗練された本です。アメリカが中国をどのようにみているか、中国は何を考えているのか、また米中関係の歴史、今後の展望についても豊富な情報量が得られると思います。ジェフリー・ベーダー『オバマと中国』(東大出版会)という優れたオバマ政権の当事者の回顧録もでましたが、フリードバーグ教授(ブッシュJr政権ホワイトハウス勤務、ロムニー陣営アジア太平洋政策グループの共同座長)のこの著作は、より体系的に整理されたプリンストンの学者らしい本であり、また中国やアジアの見方も異なるので、両者を読み比べて頂くのも面白いかと思います。

書籍(論文や雑誌以外)はこれで5冊目になりました。今回は監訳ということで表紙に名前が出ているので、身が引き締まる感じがします。分担執筆、翻訳とだいぶ来たので、問題は次の単著[ふらふら]
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