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ハバナ [遠征日記]

オバマの後を追う形で、キューバに行ってきました。ツーリストカードではなく、学術交流ビザ(D-1)を取得しての渡航です。

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国際政治研究センター(CIPI)とラウル・ロア・ガルシア国際関係高等研究所(ISRI)での講演、ハバナ大学、アジア博物館の訪問、そしてクライマックスは日系2世キューバ人(ご両親が1920年代に移民)とのロングインタビューでした。

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【今回様々な事をコーディネートしてくださったモンソン元キューバ駐日大使】

キューバの有識者は本当にインテリでした。同時に底流に流れるアメリカへの警戒感も。憲法と平和安保法制、TPP、アメリカの「対中封じ込め」、日本の国連安保理常任理事国入りの話はやはり関心が高いようでした。講演会はそれぞれ想定よりも遥かに聴衆が多かったです(あわせて100名くらい)。

ハバナの旧市街は世界遺産です。クラシックカーが走る街はたしかに絵にはなります。が、観るだけでよかったかなと(クラシックカーはタクシーなのですが、内装は純粋にぼろいです。基本的に途上国で、1人あたりGDP公称7000ドルはあり得ません。)

ご飯はイマイチ。それ以上にネットが極めて弱く、スクラッチカードで時間単位で買うのですが、それも売り切れになったり。。街に漂う上質なシガーの香りには癒やされます。

それにしても、トロント経由のエアカナダ便16時間超の搭乗(エコノミー)はユナイテッド以上の修行でした。。。滝に打たれた方がきっと楽です。

これでオーストラリア、広島2回、小田原、シンガポールときた出張ラッシュも一区切り。GWから 台湾、東海岸、マレーシアとまた旅芸人生活の再開ですが、まずは新年度に学生を迎え、論文も書きたいと思います。

【街の中心部にあるホセ・マルティ像】
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