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冷戦後の国際秩序とアメリカ [雑感]

元職場の雑誌、神奈川大学評論93号に、「冷戦後の国際秩序とアメリカ」という小文(12000字)を寄せました。ベルリンの壁崩壊から30年という特集です。

短い字数で何十年も論じろ、と言う仕事が最近多いのですが、紙幅が限られている中では切り口を設定して一気に論じるしかない、との結論にいたりました。この小文も、秩序の階層性(アメリカの圧倒的パワー)、中国とロシアの挑戦、そして同盟国との距離感という観点でまとめています。

的場、小森田、下斗米の3名が鼎談しています。刑訴の白鳥先生(当時ニュースに必ず出た)によるゴーン事件と日本の刑事裁判への問題提起も面白いかと。以上の先生はすべて学内(東大や北大、法政の名誉教授ですが)。ほかの著者は学外の著名な方ばかりです。

普通に書店でも入手できますし、図書館でもコピーを取り寄せられるかもという感じの雑誌です。

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