SSブログ

新年をベイエリアで [スタンフォード日記]

明けましておめでとうございます。

年末年始をベイエリアで過ごしています。年末はサンノゼやサンフランシスコで買い物や景色の良いところに行ったり,大先生のお宅でグース(ガチョウ)を頂いたり。大晦日は,同僚の実家で30人でカウントダウンをしました。

DSC03276.jpg

2014年のほとんどは在外研究で過ごしました。研究面では,「米中国交正常化と台湾問題の『不完全な決着』,「東アジアをめぐる安全保障秩序構想」の二つの論文を仕上げました。長年の懸念であった単著のために,どうしても国交正常化の論文を書き終える必要があったので,今は安堵しています。

ほかにも,『自由と正義』をはじめ,色々な媒体に論説を載せることができました。Berlinでの報告も大変思い出深いものになりました。

「最良の敵は良い」。緊急性のある要件ではなく,本当に必要なことをすべきことをすべき。書くと単純なことでも,やはり30代前半には多くの反省があります。この1年は,研究者としての自分がどう時間を過ごすべきか,社会との関わりをどう作るべきか,じっくりと考えることが出来ました。

今年は,研究ではとにかく単著を完成させることがすべてです。もう10年同じ研究をしています。書き直し続けても終わりが見えませんが,少しでも多くの読者を得ることが出来るように,磨いていきたいと思います。十年一剣!

本年もどうぞよろしくお願いします。
無人のキャンパスオアフ島での休日 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。